頭 皮が脂っぽい女性や、逆に乾燥してフケのようになる場合、シャンプー選びは重要ですよね。 市販されているシャンプー選びの時に確認したい成分があります。 成分に「ラウレス硫酸」や、「ラウリル硫酸」という合成界面活性剤(ごうせいかいめんかっせいざい)の記載があるかどうかです。 ネット上だと 「体によくない」、「経皮毒だ」、「髪を痛める」 、色々な情報がありますが、そんなに悪いのでしょうか? 頭皮に合う合わないはありますが、本当のところはどうなのかお伝えします。 ラウリル硫酸、ラウレス硫酸は似たよう名称ですが、成分的には違いがあります ラウリル硫酸Na=リルちゃん ラウレス硫酸Na=レスちゃん とでも呼びましょうか!? リルちゃんは、地肌に浸透しやすく、ちょっとヤンチャです。 レスちゃんは、リルちゃんのいいとこを残しつつ、浸透しにくい成分です。 ラウリル硫酸・ラウレス硫酸は特に問題ありません! しいて言うと、 ラウリル硫酸の方が頭皮に悪影響が出やすい。 ※ふたつを比べた場合の影響度です。普通地肌の人には影響ありません。 色々調べたり美容師さんに聞いた結果、私自身の感想は、「問題ありません」 3つの理由 から、ラウリル硫酸・ラウレス硫酸は市販されている多くのシャンプーに配合されています。 洗浄力 原価の安さ 泡立ちがいい しかし、 洗浄力が高いために、頭皮を乾燥させてかゆみの原因にもなります 。 敏感肌や乾燥肌の女性は使用する時に注意が必要 もしあなたや友達に敏感肌や乾燥肌の子がいるとき、温泉に行くと 「なんか頭がかゆい」 「謎の湿疹ができた」 そんな経験のある場合、疲れや寝不足ではなく、シャンプーがあわなかったのかもしれません。 ラウリル硫酸、ラウレス硫酸はそもそもどんな成分なのでしょうか?
良いシャンプーってどんなシャンプーでしょうか? 今回はシャンプーについてかな〜り細かく書いていきたいと思います!! 皆さん毎日しているシャンプー、良く耳にする言葉や名前はあっても意外と知らない事も多いと思います。 一言でシャンプーといっても値段も成分も様々ですしね。 毎日使うものだからこそ、正しく知って効果的に使っていただきたいと思い、長いですが記事にさせていただきました! まず、ヒステリアでは主に日本メーカーのノンシリコンシャンプーを中心に 【しっとり系シャンプー】【さっぱり系シャンプー】【すっきり系シャンプー】【くせ毛のパサつきに潤いを与えるシャンプー】【抗酸化作用の高い成分を配合したエイジングケア用シャンプー】【男性特有の髪、頭皮のコンディションを整えるメンズケアシャンプー】【エイジングケアシャンプー夏季用】【メンズケアシャンプー夏季用】 などをご用意し、求めるスタイルや頭皮のコンディションに合わせて使用させていただいております。 ところで良く耳にする ノンシリコンのシャンプー(シリコーンフリー)って何がいいの?と。 けっこうお客様にもご質問頂きます。 ノンシリコン使ってみたけどきしんで合わなかった〜なんて声も聞きますが、意外とそれ、間違った認識かもしれませんよ? さて、そこで「シリコンって悪なの?髪に良くないの?毛穴に詰まるの?」なんて質問も多いのでまずはシリコンについてのご説明を☆ シリコンとは、化学反応によって作られるコーティング剤の一種で髪に皮膜を作るという性質があります。 スキンケアやヘアケアに広く使われていて、キューティクルに付着しコーティングする作用があるので、手触り良く艶を出すなどの効果があります。しかし髪をコーティングはするものの、髪を補修したり浸透して保湿するような効果はありません。 あれ?そんなに悪くないんじゃない?そう思った方、正解です! シリコン自体は破壊されたキューティクルをコーティングし手触りを良くして、新たにキューティクルが壊れるのを防いだり毛髪同士の摩擦を防いだり、ドライヤーの熱から髪を守ったり広がりやすい髪をしっとりまとめてくれたりして、特にハイダメージ毛の方には適しています。 (ヒステリアではハイダメージヘアケア用にシリコン配合シャンプーも各種ご用意しております) 髪に良くないの?という部分も、髪に良くないというよりは髪を補修したりシリコン自体が浸透して保湿はしないので、根本的な改善にはならない。といった方が正しいと思います。 毛穴に詰まるの?という部分は花王さんが実験をしてシリコンの安全性をアピールしています↓以下リンク (他にも良く出る質問に答えてくれているので参考に) ご存知ですか?シリコーンの真実 そもそもシャンプーにシリコンが入っていなくてもトリートメントにはシリコンが入っています。 ではなぜこんなにも敬遠されるのでしょうか?
ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naは洗浄力が強すぎる 洗浄力が強すぎるので、敏感肌や乾燥肌の人にはオススメできません。 なぜならば、シャンプーの成分としては汚れを落としすぎる成分だからです。 脱脂力が強いので髪の保湿は失われ、肌もカサカサに乾燥して赤みや湿疹の原因にもなります。 他にも、「敏感肌」や「乾燥肌」の人は控えたほうがよい成分はあるのでしょうか?
◎市販の高額シャンプーの成分を見てみよう! というわけで市販で購入できる(ちょっと)高額のシャンプーを適当に見繕ってみました。 次回がサロン専売品の話をするのでどこからどこまでが市販高額シャンプーなのか、という線引があまり具体的ではないのですが 基本的には僕のイメージで『そこそこ有名でかつちょっと高級なイメージがあるやつ』を選びました。 まずは最近の有名所ということでこちらから! BOTANISTの 『ボタニカルシャンプー』 。 『ボタニカル』というパワーワードを引っさげて登場し、昨今突然人気を博しはじめたヘアケアブランドですね!
そこで注目すべきなのは 洗浄成分 なのです! ノンシリコンシャンプーは脱脂力が程よく押さえられているに対し、シリコン入りシャンプーは脱脂力の強さをシリコンによってカバーしているのものが多いので、髪や頭皮が知らないうちにインナードライ状態になることも。 市販のシリコン入りシャンプーの多くに使われている洗浄成分は高級アルコール系という石油系、硫酸系、塩酸系の洗浄成分を多く使っています。 この高級アルコール系という種類の中でも「ラウリル硫酸」と名のつく成分は脱脂力が非常に強力な上、皮膚への浸透力も強く、肌の弱い方や頭皮や皮膚が乾燥しがちな方にはなるべく避けていただきたい成分です。 洗い流しが足りないと背中や首が肌荒れをするのもこの成分が原因のことが多いです。 似た名前で「ラウレス硫酸」と名のつくものがありますが、脱脂力が強いこと以外はそこまで危ない成分ではありません。 同じくラウリン酸を原料にして作られた、ラウレス-4カルボン酸Na、ラウレス-4酢酸Na、この2つは硫酸ではなく、弱い酸であるカルボン酸や酢酸を使って生成されたものなので、比較的洗浄力もマイルドで刺激も弱い高級アルコール系界面活性剤です。 市販のノンシリコンシャンプーにはラウリル硫酸やラウレス硫酸を使用しているものもあります。コーティングをしてくれるシリコンが入っていなくて洗浄成分は脱脂力の強い石油系。すると洗い上がりはどう感じるでしょう? つまりはシリコンの有無よりも洗浄成分が髪質や肌質に合っているか、そこが大事なのです。 さて、それではヒステリアで使用しているシャンプーについて、洗浄成分に着目してご説明したいと思います!