***********1本針2本糸オーバーロッック。作品の完成度を高める「ロックミシン」*********** 【ランプ内蔵】 針元を明るく照らすので、裁断線の合わせや縫い目線の確認がとても容易。夜間の縫製もしやすく、目にやさしい明るさ 【簡単な糸掛けと糸調子】 糸掛け色表示と縫い目表示があるので、糸掛けは簡単。また、糸調子は調節しやすいダイヤル回転方式 【使いやすい送り量調節】 送り調節は、つまみを回して調節する簡単操作。縫いながらでも、できるので一段と使いやすい 【ノーヒートコントローラー】 長い時間踏み続けても熱を発しないノーヒートコントローラー 【ワンタッチ押え交換】 押え交換はワンタッチでスピーディに取り替えられる 【ブーリーの回転方向】 ブーリーの回転方向は、使い慣れた家庭用ミシンと同じ回転方向
5 mmの間でかがり幅を変えることができる んです(^^) 左針を使用したときは、かがり幅ダイヤル上段の 大きな数値 で調整。5. 5~7. 5 mmで変えられます。 一方右針を使用したときは、かがり幅ダイヤル下段の 小さな数値 で調整。3~5 mmで変えられます。 送り目とはこれ。簡単にいうと縫い目の大きさですね。 送り目ダイヤルを回せば、普通ロック・巻きロックどちらも0. 75~4 mmの範囲で調整ができます(^^) ちなみに、写真の印は0. 75を表しています。 ちなみにわたしは2~3 mmで縫うことが多いです。 ロックミシンの使い方【差動機能】 まず、「差動」とは? 生地が伸びるのを縮めたり、逆に縮む生地を伸ばし気味に調整する機能 です。柔らかいニットにミシンをかけると、なみなみに縫い目が伸びること、ありませんか? ベビーロックのロックミシンは「あこ〜でおん(差動)レバー」で簡単に調整できるんです(*^^*) 例えば、ニット生地やバイアス地など伸びやすい生地の場合、1. 3~2であわせると縮めて縫ってくれます。 逆に裏地やサテンなど縮みやすい生地なら、0. 6~0. 8で伸ばし気味に縫ってくれます。 普通の生地なら、"N"に合わせればOK! 縫い目の比較はこんな感じ。(衣縫人説明書より) 付属のアタッチメントを使えば、ギャザーを寄せながら縫うこともできますよ♪ ロックミシンの使い方【縫い方のテクニック】 さらにロックミシンを使いこなすためのテクニック、教えます♪ 外角の縫い方 直線縫いで角まできたら、一度針を上げ、目打ちなどでひっぱり針糸をゆるめます。 押さえを上げて生地を90度回し、ゆるめた糸を戻して再び縫います。 このとき、 同じところにもう一度針を落とすのがポイント です。 できあがりはこんな感じ。 内角の縫い方 内側の角は最初に2~3 mm切り込みを入れるのがコツ。 角の手前まできたら直線になるように生地を開いて縫えばOKです(*^^*) カーブの縫い方 実はわたしも苦戦するのがカーブの縫い方。急カーブほど10年たった今でも四苦八苦してます。笑 ロックで大切なのは、"いかに幅を維持してかがるか"ということ。 理屈は外や内側の角と同じように、 針の手前で生地を真っ直ぐに整えること が大切です。 わたしはカーブの手前にきたら、カーブが直線っぽくなるように手でいせ込みながら縫っています。 ロックミシンを使ってまもない頃は、カーブの縫い方が一番難しいかもしれません。 いらない布で何度も練習すると、感覚がつかめてくるかと思います。 最初はメスをしまって、メスをガイドにして縫うといいですよ!
前回、 JUKI MO-114Dの糸通し を紹介しましたが、今回は 糸調子 の合わせ方を紹介します! それぞれ合わせ方があると思うのですが、これは 私の自己流 です。 MO-114DN 、 MO-114DM も、 合わせ方は同じ ですね。 糸調子 とは何かというと、それぞれの 糸が引っ張り合う強さ のことなのですが、そのバランスが取れていないと、 縫い目が弱くなってしまう んですね。 自動糸調子 の機能がついたロックミシンもあって、もちろん便利なのですが、すべての布地に対応できるわけではないので、糸調子の合わせ方は覚えておいて損はないと思います。 とはいっても、ロックミシンの糸調子の調整は、 簡単にできます 。 私も、 ロックミシンの使用歴 は 1年 ですが、天竺ニット、ベア天、ダブルガーゼ、コール天、いろんな布地を縫えています。 それでは、 糸調子を合わせていきましょう!
ロックミシンの縫い目のほどき方 縫い目をほどくってすごくめんどくさい!!と思う方、多いですよね。でもロック糸のほどき方って簡単なので、安心してくださいね! コツはひとつ、 針糸だけをほどきます 。何ヶ所か糸切りはさみで切っておくといいです(*^^*) 絡まるので針糸以外の糸は触らないでください。 針糸だけほどけば、他の糸も勝手にほどけてくれますよ(*^^*) ロックミシンの使い方【4本ロック】 2本針4本糸のロックミシンなら、針を1本増やせば4本ロックになります。普段のかがり縫いだけなら3本ロックで十分ですが、ニット生地でTシャツを作るなら4本ロックで縫いましょう! ちなみにかがりと同時に縫い合わせもやってくれるので、ロックミシンだけで服が作れちゃいます(*^^*) 4本ロックはニット生地の縫い合わせに便利だよ♪ 使い方は3本ロックと変わりません。ただ針が増えるだけ。左針の"L"に針をセットし、糸を通します。 ダッフィー太郎 危ないので電源を切ってから針をセットしてね! ちなみに縫い合わせをするときは、かがり縫いのときより左針糸調子を少し強めにするといいです。 実は2本糸でもロックができるのですが、飾り縫いがメインなのでほとんど使いません。10年ロックミシンを使っているわたしですが、1度も使ったことがないほどです。笑 今後使用することがあれば、また記事を追加しようと思います(^^) ロックミシンの使い方【巻きロック】 ロックミシンの魅力ともいえるのが巻きロック。よくブラウスのフリルやドレスのすそに使われている装飾的なかがり縫いです(*^^*) オーガンジーやジョーゼットなど薄地に使われることが多く、やってみたい!と憧れる人も多いのではないでしょうか?巻きロックがしたくてロックミシンを購入する人もいるんですよ〜! ちなみに、ロックミシンの設定はこちら。 1本針3本糸(右針使用) 「かがり幅ダイヤル」を"M"にあわせる 「送り目ダイヤル」を【巻きロック】の数字にあわせる 巻きロックは右針1本の1本針3本糸で縫います。もし4本ロックで使っていた場合、左の針は外しておきましょう。 かがり幅ダイヤルをMにあわせます。生地の種類や好みによって微調整してもOK。 送り目ダイヤルを【巻きロック】の範囲内の数字にあわせます。 わたしのおすすめは1~2の間です♪ きれいに縫える!巻きロックのコツ 下ルーパー糸調子を普通ロックより2~3強める 下ルーパーの糸調子を普通ロックで縫うより2~3ほど強めます。 例えば、普通ロックで4の場合、6か7にあわせます。 上ルーパー糸に巻きロック用の糸を使う 巻きロックは上ルーパー糸が布端を裏側に巻き込みながら細かくかがっていきます。 上ルーパー糸にウーリー糸を使用するときれいに見えます(*^^*) ちなみに縫い目の違いはこんな感じ。どちらも同じ送り目ですが、ウーリー糸の方が圧倒的にきれいですね(^^) ロックミシンの使い方【その他の機能】 家庭用ミシンのかがり縫いと比べて便利だな〜と思うところが以下の2つです。 かがり幅の調節 送り目の調節 4本ロックだと左針と右針がありますよね。実はどっちの針を使うかで 3~7.
ちょっと難しいけれど、できるようになれば作品の幅がさらに広がると思います(*^^*) 今回はロックミシンの基本的な使い方を中心にお話ししました。いかがだったでしょうか? ちなみに、わたしが使っているロックミシンはこれ↓です。学生時代から10年くらい使い続けています。 学校でおすすめされて買ったのですが、使いやすくていいですよ〜!特に糸通しが楽すぎて、もう他のロックミシンは使えません。笑 もっとロックミシンについて知りたい方や、ロックミシンがほしいけど何を選んだらいいかわからない方は↓の記事が参考になるかと! わたしの経験をふまえて機能や選び方を詳しくまとめているので、力になれたら嬉しいです(*^^*) ロックミシンとは?おすすめはこれ!ロックミシンの機能や選び方も解説【2021最新】
ロックミシン 2019. 09. 04 2019. 08. 29 この記事は 約2分 で読めます。 衣縫人のロックミシンを買いました!
こんにちは!ぬいぺです。最近マグカップでチンして作るカップケーキにはまっています(^^) さて今回はロックミシンの基本的な使い方についてです。 ロックミシンの使い方をググってる人はけっこう多いのですが、あんまり詳しい内容がのっていなかったので、まとめてみましたm(_ _)m 縫い方のコツやテクニックもかいたので、ぜひ参考にしてください(*^^*) 【基本】ロックミシンの使い方【3本ロック】 最初に一番使用頻度が高い3本ロックの基本的なやり方を説明しますね! まずは針をセットして、糸をかけます。3本ロックなので左針と糸はつけません。 糸かけはブログで説明するより説明書の方が100倍詳しくわかりやすく書かれているので、省略しますm(_ _)m 今回は見やすくするために、糸の色を変えているよ! ぬいぺ ちなみに糸はロック用の90番手の糸を使います。ロック用ならなんでもメーカーはどこでもOK(^^)ちなみにわたしのおすすめはフジックスのハイスパンです。色も豊富できれいで丈夫! 押さえを下げて、ちょっと縫って糸を絡めておきます。 ロックミシンの縫い始め ロックミシンはメスで切り落とした場所をギリギリにかがり、生地がほつれないようにするミシンです。なので基本は布をカットしながら縫っていきます。 まずは指で押さえをちょっと上げ、布をセットします。 セットの仕方はこんな感じです。メスにかがりたい部分がちょうど当たるくらい。 あとはフットコントローラーを踏めば、勝手に縫ってくれます(^^)縫い終わりは10 ㎝くらい糸を長めに残しておきましょう! あっという間に布をかがることができました(*^^*) ロックミシンの縫い終わり 問題は縫い始めと縫い終わりのびろーんと残った糸。放置しておくと邪魔だし、糸が解けやすくなる原因にもなるので、おすすめな始末を2つご紹介します。 糸をひっぱって玉にする わたしがよくやるのがこの方法で一番はやくできます(*^^*) 糸3本を満遍なくぎゅっと引っ張り、玉を作ります。残りの糸は玉のギリギリでカットしてOKです。 ちなみに時間との勝負だった縫製工場ではみんなこのやり方で始末していましたよ〜! 裏の縫い目に通しておく 学生時代に授業で習った丁寧なやり方です。針穴が大きめな針(わたしは刺繍針をよく使います)に糸を通し、 裏の縫い目に3 ㎝くらい通して、カットして完成。 他にも乾くまでに時間がかかりますが、布用接着剤などで固めてもいいです(^^) MEMO 初心者さんはカットが恐ければ、メスを使わないで縫う方法もありますよ!メスの固定つまみを回して「LOCK」側に回転させたらOK(^^)メスが動かなくなります。 とはいえカットした方が圧倒的にきれいに仕上がるので、慣れてきたら徐々にメスを使えばいいと思います。 ロックミシンの糸調子のあわせ方 縫えたけど糸調子がなんか変…。というときは自分で調整してみましょう(^^) ちなみにこのロックミシンは基本、 糸調子ダイヤルを"4″にあわせるとバランスが取れる ようになっています。 例えば、針糸が弱すぎる(裏からみて浮いてる)場合、針糸のダイヤルを右側に回します。 逆に強い場合は左側に回しましょう(^^) 上ルーパー糸が裏側に巻き込まれる場合は、上ルーパー糸のダイヤルを右に、または下ルーパーのダイヤルを左に回します。 下ルーパー糸が表側に出る場合は、上ルーパー糸のダイヤルを左に、または下ルーパーのダイヤルを左に回します。 ロックミシンの糸調子の基礎知識 数字が小さくなるほど糸調子は弱く、大きくなるほど強くなります!
5目盛りずつ調整するのが理想です;) 2回目 を縫ってみました。 上ルーパー糸 と 下ルーパー糸 が、綺麗になりました。 今度は、 左針糸 と 右針糸 をみます。 左針糸(一番下の縫い目) が、若干 わっか になっているのが分かるでしょうか。 右針糸 は、問題ないようです。この場合、 左針糸 が 弱い ので、 左針糸 のダイヤルを 大きく します。 "4" → "5" へ、 大きく しました。 3回目 を縫ってみます。 ほぼ綺麗になりました。ただ、 裏の縫い目 の中の 布地 が 、少しカールしている のが気になります。この場合、 下メス調節つまみ を 小さく する。 上ルーパーと下ルーパー のダイヤルを 小さく する。 どちらか、もしくは両方をします。 縫い目より 、 布地が短くなっている場合 は、この 逆 ですね。 上ルーパー糸 は、 これ以上小さくできない ので、 下メス調節つまみ を 小さく します。 "3" → "2" へ、 小さく しました。 4回目 を縫ってみましょう。 これで、 綺麗な縫い目 の 完成 です! まとめ 薄手のシルケットスムースニット を使った、 2本針4本糸ロックの糸調子 は、最終的に以下の通りになりました。 2本針4本糸ロック 左針糸:「5」 右針糸:「4」 上ルーパー糸:「1」 下ルーパー糸:「3」 次回は、 全巻き縫い を紹介したいと思います。 スカートのフリルの裾に使われている縫い目ですね。 それでは!