そして私の大好きなチャート式の 「コラム」 ページ。さすがにフォーカスゴールドにはないだろうと思っていたらなんとチャート式と同じく索引もついていて、さらに細かく分かれていました。 フォーカスゴールドのコラムのうち解説とかcoffeebreakは、黄色チャートにありそうな内容。数学好きは逆にコラムが楽しいでしょう。 レベル比較 それではいよいよレベル比較。フォーカスゴールドは青チャートなのか赤チャートなのか?それともそれを上回るものなのか? ?実際に 赤チャートとフォーカスゴールドの問題を見比べ てみました。 赤チャート★5≒フォーカスゴールド★4 一番気になる例題は、全員が必ずチェックしますし、そこについている★の数でやるべき問題を限定しますよね。「★3つまでは必ずやるように」とか、「★5は定期テストに出さない」といったように、高校の先生から指示が出ることもあるようです。 早速そのレベルを見てみたのですが、例題は…ほぼ同じ。問題は…ほぼ同じ。章末問題にも…… お・・・同じ問題が載っています! (もちろん一部ですよ?) 例題でも同じ問題が使われていたり、章末にも同じ問題が載っていたりとしてびっくりしました。でも、数学の参考書を作るにあたって、 「これは絶対に入れたい!」 という良問はどうしても似通ってしまいますから、これも当然のことかもしれません。 というわけで、つまりフォーカスゴールドの 章末問題レベル は 赤チャート! に近い 赤チャートでは発展として扱われるコラムに載っているものがフォーカスゴールドの例題として載っていたり(フェルマーの小定理)その逆があったりして、微妙に違いはあります。それにしても内容のデザインから構成までどうしてここまで似ているのでしょうか。まさか編集者の方が同じというわけではないですよね? それぞれの長短比較 勝手ながら双方の長所・短所をまとめてみました。 チャート フォーカスゴールド 長所 細かいレベル分け 青チャートは説明動画サービス有り 完全に問題と解答冊子が分かれている 3年分の公式集が別冊でついている 短所 公式は裏表紙に載っているので探すのが面倒 量が多い (赤チャートレベルまで必要としない人は 問題の選別が難しいかも) 最後に・・・ どちらがいいのか?という点については、結論として「本を開いて読みやすい方」ということになります。単に教科書と同じ出版社だから…。という理由でもいいですし、「高校で配布されたから」という理由で選んでも構いません。いずれにしても両方使うのはあまり意味がなく、「これだ!」という方を徹底的に学習することをお勧めします。フォーカスゴールドはチャートと比べてレベルわけが粗いですから、どうしても幅広くなりがちで、これも好みがわかれるところでしょう。 赤チャートまでの数学知識は必要ないという方には、フォーカスゴールドはちょっと重たいかも。また、フォーカスゴールドの Check!
文系の良問プラチカにも載っているような問題がゴロゴロ あります。 「チャレンジ編」まで終われば、 東大・京大でも合格者最低得点は取れる でしょう。 地頭の良い人なら合格者平均まで行くと思います。 実践編 前提レベル:? 到達レベル:変態 正直に言ってしまうと、「実践編」は必要ないですw 「こんな定理・公式あったんだ!」とか思いながら、 思考力をガンガン極めていくような問題。 大学受験で「実践編」レベルの問題が出たら、解けなくても合格には関係ないレベル。 東大・京大でも高得点を狙っていくような人 にしか用はないです。 ただココまで習得すれば、東大文系数学でも60点は行けます。 フォーカスゴールドの問題数 あんまり詳しい数字を知っても、って感じだと思うので詳細は省略します。 例題…約350題 練習…約350題 Step up問題・章末問題…約300題 チャレンジ編…約100題 実践編…約30ページ 青チャート級に問題数は多いですが、網羅度は青チャート以上です。 フォーカスゴールドのメリット ①圧倒的な網羅度 本当に、もう頭おかしいくらい網羅度が高いです。 問題数1, 000題以上で、教科書~東大レベルまで網羅されています。フォーカスゴールドの良いところは 1冊で受験数学が完結する ことです。 青チャートは網羅度が高いといっても、完璧にしたところで東大だと少し足りない。 でも、 フォーカスゴールドなら1冊を極めるだけで受験を無双できる 。この安心感がすごい! もうフォーカスゴールド1冊でいいんです。 大学受験の数学は、フォーカスゴールド1冊に託す。あとはフォーカスゴールドを信じて頑張るだけ。 それで 東大まで一直線 です。 ②解説の詳しさは天下一品 フォーカスシリーズ(他にはフォーカスゼータがある)の 解説はマジで詳しいです。 青チャートなんかだと、解説が少し雑。理解に苦しむ問題もしばしば出てくると思います。 青チャートはネットで「凡人では理解しがたい問題がある」、とまで言われる。 でも、 フォーカスゴールドの解説は超わかりやすい 。 方針にあたる考え方は分かりやすく、解答もさながら、解答の横枠にあるポイント解説もかなり分かりやすい 。 別冊解答編を例に出すと、 青チャートⅠAの解答編… 約320ページ フォーカスⅠAの解答編… 約540ページ 単純に解説の 厚さが1.
私がおすすめしたい参考書 ここまでチャートとフォーカスについて詳しく語ってきましたが、私が本当におすすめしたい参考書を、レベル別にここで紹介したいと思います。 まず、 センター試験でしか数学を使用せず、数学に苦手意識を強く持っている方 ! 迷わず 緑チャート をおすすめします。マークシート形式に対応している上に、他のチャートに比べ薄く、使いやすいのでかなりおすすめです。数学が苦手な文系受験生を大いに助けてくれる一冊です。 次に、 中堅大学を志願しており分野によっては基礎がなっていないが、発展問題まで幅広くチャレンジしたい 方! 黄チャートかフォーカスゼータ がおすすめです。私はフォーカスのほうが親しみやすく感じたのでフォーカス派でしたが、チャートのほうがとっつきやすいという方もいると思うので、そこは自分の目で見極めてくださいね。レベルとしては似たような感じになっていて、二次試験レベルまで十分に対応ができます。 最後に、 基礎は完璧という大前提!人よりも差を付けたい、みんなが解けないような問題も解けるようになりたい 、という方! フォーカスゴールド をおすすめします。基礎は完全に省かれているので、応用力を磨きたいという人にはもってこいの一冊です。この本をクリアすれば大抵の入試問題はやっつけられます。ただ、恐ろしく分厚いので取り組む分野を絞って使用するのがおすすめですね。 以上が、数学の参考書を繰り返し読んだ私のおすすめ参考書です。ぜひ参考にしてみてくださいね♪ 参考書名 新課程チャ-ト式解法と演習数学1+A 参考書名 チャ-ト式解法と演習数学2+B 参考書名 チャ-ト式解法と演習数学3 新課程 この記事を書いた人 国語 勉強法 現代文 勉強法 古文 勉強法 漢文 勉強法 英語 勉強法 数学 勉強法 日本史 勉強法 倫理 勉強法 現役でお茶の水女子大学に合格しました。お菓子が好きで、中でも和菓子が大好きです!みなさんのお役に立てれるような記事(主に国公立向け)を執筆しています。 関連するカテゴリの人気記事
青チャと比較して,FocusGoldが優れている点は前述のとおりであります.どちらも,短所はかなりの分量であるということでしょうか? (網羅系参考書ですから当たり前ですが・・・) 以上のような理由から私はFocusGoldをお勧めしますが,入学後少し授業が進んだのち,自分で2冊を比較してしっくりくる方を購入すればよいかと思います. 9人 がナイス!しています ThanksImg 質問者からのお礼コメント ありがとございました!私の学校では青チャートはフォーカスゴールドどちらも買わないらしいのでフォーカスゴールド重視で書店で見てきます! お礼日時: 2014/2/22 8:18
という受験生におすすめしたいのが 緑チャート です。 緑チャートは、センター試験に特化した、センター試験対策のために作成された参考書です 。センターはマーク形式なので、筆記試験とは全く異なった独特な形式で解かなければなりません。その点で、緑チャートは マークシートの問題 になっているので、センター試験の良い練習になります。さらに、ほかのチャートに比べて厚みが少ないので持ち運びが楽です。取り組む量も少なく済むので、モチベーションも維持できると思います。各分野を少しずつ復習できるので、数学が苦手な人にはもってこいの一冊です!
- 278 例題 749 745 688 練習 節末・章末 問題 EXERCISES 503 Step Up 526 問題編 688 章末問題 93 合計 2001 2387 2064 I+A+II+B+III 368 1042 1055 985 EXERCISES 743 Step Up 776 問題編 985 章末問題 136 2827 3390 2955 レベル設定のない問題 青チャートのEXERCISESと同等の網羅性やレベルに到達するには、フォーカスゴールドの「Level Up」やニューアクションレジェンドの「Let's Try!」も必要になります。 総合演習 121 チャレンジ編 Level Up 80 Let's Try! 228 思考の戦略 例題 32 演習 120 練習 32 Perfect Master 169 122 200 461 179 Level Up 113 333 例題 48 演習 171 練習 48 245 284 674 総問題数 青チャートは、教科書の例や例題の理解を前提としているため他の2冊より少し高いレベルから始まります。この表から大学受験の数学の距離感 (解くべき問題数) は、文系が 2, 500問、理系が 3, 600問ぐらいになるのがわかります。 2122 2587 2525 3006 3670 3629 まとめ どれか一冊持っていれば他の二冊に変える必要はありません。もし不足を感じるなら、レベルを絞った別の参考書を追加して補いましょう。青チャートは重要問題集を合わせると他の二冊と到達レベルが同じになります。 書籍の購入や店舗検索は ハイブリッド型総合書店 honto を利用してみてください。
答えはわかりませんが、なぜか先日遊びに行ったアメ横の「おまけ~おまけ~、もう一個おまけ!さらにもう1個おまけ!」という掛け声で有名なチョコレート屋さんを思い出しました。 中身のデザインは? 続いて気になるのは、何といっても中のデザイン。フォントや色の使い方で見やすさが違います。長く使う参考書だから見やすさは大切です。 赤チャート フォーカスゴールド フォント ほぼ同じ ほぼ同じ 色 黒文字+赤+青 黒文字+赤+青 色合い やや薄いカラー 少し濃いめのカラー 紙色 白 ベージュ寄りの白 さすがにこれにはびっくりしました。一言でいうと 「そっくり!」 です。 チャート式へのリスペクトか?それともそれだけチャート式の完成度が高いということなのか ?